訪問介護員とは、非常な高齢のために、またはそれほどの高齢でなくても、なんらかの身体的あるいは精神的障害があって自立して生活できなくなった人に対して、その高齢者の自宅に訪問して生活に不自由がないように援助するために、一定の訓練を受けた人のことをいいます。
通常、「ヘルパー」と言われていますね。老衰、心身の障害及び傷病等のために日常生活に支障のあるおおむね65歳以上の者がいる家庭に対して、介護サービス等を提供することによって、高齢者が健全で安らかな在宅生活を送ることができるように支援するとともに、家族の介護負担の軽減を図ること目的としています。
ホームヘルパーの行うサービスは、次に掲げるもののうち必要と認められるものとされています。身体の介護に関することとして、食事の介護・排泄の介護・衣類着脱の介護・入浴の介護・身体の清拭、洗髪・通院等の介助その他必要な身体の介護などです。
また、家事に関することとしては、調理・衣類の洗濯、補修・住居等の掃除・整理整頓・生活必需品の買い物・関係機関との連絡・その他必要な家事があります。
そして相談・助言に関することとして、生活や身上などの介護に関する相談・助言や、その他必要な相談・助言もします。
その業務内容は専門的な知識と技術が必要なため、一定の研修等の修了者でないとできないことになっています。
訪問介護員(ホームヘルパー)は国家試験資格ではなく、都道府県知事の指定する訪問介護員養成研修の課程を修了した者をいいます。(介護保険法施行令第3条1項2号に掲げる研修の課程を修了した者をいう。)認定資格ですがこれからの高齢者社会において不可欠な資格ですね。
訪問介護員(ホームヘルパー)の資格取得には1級・2級・3級課程があります。
また3級・2級とステップアップし、実務経験・経験年数を重ねることにより、介護福祉士(国家試験資格)の受験資格が取得もできるのです。
ホームヘルパー1級、2級修了者は家事援助に加え身体介護・移動介助ができ、福祉用具専門相談員にもなれます。
また、知的障害者移動介護従業者にもなれますが、視覚障害者移動介護従業者並びに全身性障害者移動介護従業者になるためにはガイドヘルパーの研修を修了する必要があります。1級・2級課程では、講義・演習・実習をします。実習は、特別養護老人ホーム・老人保健施設、デイサービスセンター、訪問介護等で30時間の身体介護・生活援助等の実際の実技があります。研修コースには、都道府県の委託で行われているものと、民間の実施するものとがあります。人は誰もが自分らしく生きたいと考えているものです。
例え、高齢・傷害になって、徐々に自分のことが自分でできなくなってしまっても、できる限り今まで生きてきたように自分らしく生きていきたいと考えるのは当たり前のことなのです。
人間らしい生活ができることが大切なので、そのお手伝いをする訪問介護員の需要はますます増えていくでしょう。
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